一頭一頭に、
名前がある国の革。

From Japan — where every cow has a name.

日本の農家は、いずれ肉になる牛に名前をつける。
毎日その名を呼び、家族のように育てる。
情が移ると分かっていながら、それでも名前をつける。
なぜか——それが、命をいただく者の礼儀だからだ。

日本で大切に育てられた牛の原皮「地生」を、日本で鞣し、日本の職人が魂を込めて製品を作り、持ち主が永く愛用する。革製品に隠された日本文化を、未来へ届けるプロジェクト。

私たちの約束

OUR PROMISE
私たちの約束

名前とともに育った命を、革として、未来へ。

日本では、牛の一頭一頭に名前があります。
メスにはひらがな、オスには漢字。
農家の方が願いを込めて名付け、毎日その名を呼びながら、家族のように大切に育てます。

そして日本には、いただいた命を
余すことなく活かす文化があります。

肉と牛乳だけではありません。
骨、内蔵、血液からはゼラチンやコラーゲンがとれ、医薬品や化粧品、お菓子、ペットフードなどに。
そして、皮も。
命のすべてを、ありがたく受け取り、無駄にしない。

その皮は革になり、革は製品になって、
持ち主の日常に寄り添い、手入れをされながら、時を重ね、シワを刻む。
その一本のシワの奥には、牛を育てた人、革職人、持ち主の隠れた物語が詰まっている。

名前を呼ばれて育った命が、かたちを変えて、 世代を超えて生き続けていく。

私たちAJLPの約束は、ひとつ。
この日本の文化を、革とともに、世界へ広め、未来へ伝えていくことです。

革の紹介

HIDEN

第1弾 モヒカン小川氏プロデュース!

モヒカン小川氏
月に、30枚。
Only 30 hides a month.

名前を呼ばれて育った北海道の黒毛和牛。
その地生(じなま=日本国内で生まれた牛の原皮)のうち、私たちの基準を満たすものは、月にわずか30枚しかありません。

その希少な原皮を、日本のタンナーが代々受け継いできた門外不出の技=「秘伝の製法」で鞣す。

銀面
銀面

北海道の黒毛和牛のきめ細かく、美しい銀面。傷の少なさは、大切に育てられた証。

製法
製法

グローブレザー製法。クロム鞣しで強靭さを、タンニン鞣しで経年変化を。
二度の鞣しを経た革は、野球のグローブのように身体に馴染んでいく。——あなたの身体を、記憶する革。

記憶する革
色
色

茶芯。芯に宿るのは、キング・オブ・ワークブーツのあの赤茶色のRussetカラー。
表面は染料仕上げ。着るほどに、黒の下から茜色が覗く。

STRENGTH

強さも、実証。

同じ製法で鞣した3種の革を、第三者機関で引き裂き・引っ張りの強度試験。
引き裂きに最も強かったのは、黒毛和牛の地生でした。

引裂荷重(平均)
90.7 N
79.2 N
29.6 N
引裂荷重引張強さ
黒毛和牛 地生90.7 N13.6 MPa
ホルスタイン79.2 N23.9 MPa
北米産デイリーステア29.6 N11.5 MPa
試験成績書(黒毛和牛 地生) 試験成績書(ホルスタイン) 試験成績書(北米産デイリーステア)

試験成績書(東京都立皮革技術センター)3枚 ※タップで拡大

※試験機関:東京都立皮革技術センター(令和8年9月9日付 成績書)。各1枚の試験。試験片採取はJIS非準拠。

革ができるまで

STORY

北の牧場から、たつのの鞣し場へ。
革のプロフェッショナルたちが、
一枚の革を作るために歩いた記録。

第1話 原皮視察
第1話

原皮視察

北海道から鹿児島、熊本、トカラ列島まで。4種の国産牛と国内外の食肉センターを巡って辿り着いた答えは、恵まれた環境で24時間365日大切に育てられる北海道の黒毛和牛。傷が少なく銀面がきめ細かい——「地生」という名の宝だった。

写真左上:トカラ列島口之島 日本の野生牛
写真右下:北海道帯広の牧場

第2話 浅草会議
第2話

浅草会議

5人が一枚の革を囲み、色、厚み、ハリコシ、堅牢度を議論すること1時間超。あのワークブーツの赤茶を参考に茶芯の色が決まり、グローブレザーのコンビ鞣し、厚み1.3〜1.4ミリという仕様が固まった。

第3話 たつのの秘伝
第3話

たつのの秘伝

兵庫・たつのの湯浅皮革工業所。クロムで骨格を、タンニンで経年変化を宿す、手間を惜しまぬ二度の鞣し。職人がスプレーで一枚一枚、色見本と照合しながら黒を染め重ねる。顔料で覆わない染料仕上げ。着込むほどに、黒の下から茶芯が現れる。

革を生業とする男たち

MEMBER

原皮、鞣し、仕立て、そして伝える人。
日本の革の各分野を担う5人が、
この革のために集まりました。

モヒカン小川

プロデューサー

雑誌LIGHTNINGレザー担当にして"革の伝道師"。世界各国のタンナーを取材してきた経験を注ぎ、革の企画から色、鞣しの方向性までを監修。

湯浅雅善

レザーブレンダー(革職人)

兵庫県たつの市・湯浅皮革工業所にて、1975年から続く鞣しの技を受け継ぐ。ひとつの革を仕上げるのに、様々な調合を繰り返し2年も3年もかける。納得がいくまでは、1ヶ月工場にこもることもしばしば。

和田良彦

AJLP代表/株式会社和田商会 代表取締役

日本革類卸売事業協同組合 副理事
協同組合資材連 理事
創業115年の浅草にある革問屋。
原皮・革の目利きと調達を担う。

麻生和彦

三竹産業株式会社 代表取締役

東京服装ベルト工業協同組合 理事長
浅草で昨年創業100年を迎えた老舗メーカー。
ベルトをはじめレザープロダクトの製造を担う。

https://www.mitakesangyo.co.jp/

イベント告知

LEATHER'S DAY

この革に、触れに来てください。

LEATHER'S DAY 2026
9.26 SAT — 9.27 SUN
TOC GOTANDA EXHIBITION HALL

AJLPブースにて、第1弾の革 HIDEN 001 -YOAKE- と、この革で仕立てた革ジャン・ブーツ・小物のサンプルを展示します。

日本が誇るグローブレザー製法の柔軟性のあるコシとハリ、キングオブワークブーツの赤茶の芯の色。
この革の価値は、触れた人にしか分かりません。

ALL JAPAN LEATHER PRODUCTの夜明けにぜひお立ち会いください。

革ジャン・ブーツ・小物のサンプル
日時 2026年9月26日(土)11:00〜18:00
2026年9月27日(日)10:00〜16:00
場所 TOC GOTANDA EXHIBITION HALL
(TOC五反田展示場)
30' Sports jacket(All Made in JAPAN)
Leather:HIDEN 001 -YOAKE-
Finish:DYE or DYE & PIGMENT(choice)
Zipper:WALDES/TALON(choice)
Buckle:Hammered or Scrollwork(choice)
Thread:KINBA CORE(7SPI)
Lining:雲斎 -UNSAI-(足袋用 cotton100%)

10月1日からは、阪急メンズ東京7F「AmbassadorNYC」、上野舶来堂にて革ジャン・ブーツなどを展示します。

FOR BUSINESS

この革で、作りませんか。

ブランド・メーカー・販売店の皆様へ。
一頭一頭に名前のある国の革文化を、世界へ伝え、未来へ繋ぐ。
この文化を伝え、繋ぐことを、私たちと一緒にやりませんか。
供給・別注・ライセンスのご相談を受け付けています。

原皮北海道産黒毛和牛(ステアハイド)・地生
製法グローブレザー製法(クロム×タンニン2度鞣し)
芯色Russet(赤茶)茶芯
生産月産30枚・湯浅皮革工業所(たつの)
強度引裂荷重 90.7N(3種比較で最上位)/引張強さ 13.6MPa・平均

選べる3つの仕上げ

染料染料顔料顔料
表面の表情漆黒奥行ある艶均一・整った表面
染色堅牢度高中高
経年変化面落ち面落ち点落ち

この革の続報を、お届けします。

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ブランド・メーカー・販売店・メディアの皆様からのご相談を受け付けています。

ALL JAPAN LEATHER PRODUCT問合せ窓口

Official Website https://ajlp.org/